砂手紙のなりゆきブログ

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2014-02-24から1日間の記事一覧

死ななきゃなおらない馬鹿に関する誤解(次郎長三国志)

マキノ雅弘の次郎長三国志(東宝・東映)は、もはや同時代として見た人はあまり多くはないでしょうが、いろいろ見どころの多い話で、浪曲の二代目広沢虎造が「張子の虎三」という役で、「俺は喧嘩は弱いんだ!」って名セリフつきの次郎長一家の子分として出…

映画のリアルと虚構(ヴィルモス・スィグモンド)

映画というのは小説(文字)と違って、少なくとも商業映画ではどのようにも撮れるというわけではありません。 小説の場合も商業小説としての制約はありますが、「どうしても撮れない角度」みたいなものは映画にはありまして、撮影機材としては1960年代までの…