砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

2016-01-16から1日間の記事一覧

山根貞男の日本映画時評で役に立つのは、この人が当時どの監督と仲がよかったかがわかるところだけ

山根貞男『日本映画時評集成2000-2010』(2012年、国書刊行会)は、ゼロ年代の日本映画を山根貞男氏の視点から見たものですが、丸谷才一の書評と同じく3分の1ぐらいは読者ではなく監督(作者)のために書いているような気がして仕方がないのが困ります。 …