落語「はてなの茶碗」の原案をテキスト化するだけの簡単なお仕事(宿駕籠の寝耳に水の洩る茶碗の掘出し)・その1

落語「はてなの茶碗」は、京都の骨董商である茶金という人物が「はてな?」と首をかしげた結果が、どうということのない茶碗を千両にしてしまうという、どこをどう取っても上方が舞台の上方落語なんですが(桂米朝は「これは京都の人だからよろしいんで…」って話してる)、元ネタは江戸の話、と春風亭小朝が独演会のパンフ…