砂手紙のなりゆきブログ

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アニメ語(ストライクウィッチーズ)

 昔、世界史の「ペルシア戦争におけるペルシア側の開始時の指導者は誰か」という試験の問題に、「Dārayavahuš」って書いたら△つけられて、先生に楔形文字で訂正入れられた生徒がいたそうです。日本語ではダレイオス1世ですね。
 嘘です。
 そんなロクでもないことする生徒は、学校の教師ぐらいにしかなれないんで、ぼくが「なんで世界史の解答欄には「日本語で書け」って書いてあるんですか」って聞いたときの先生が、生徒のときに似たような目にあった(あわせた)のに話を盛ったんじゃないかと思います。
 しかし、アンリ4世はHenri IVでいいじゃないですかね。イギリスのヘンリー4世はHenry IVだし、Karl(独)も国によって表記が違う。そもそもなんでローマに「元老院」なんてものがあるんだよ、あれはsenatusで、なんかそんな訳わかんない日本語って変だよね。
 これも余談で、ぼくが不思議なのは、アニメ『ストライクウィッチーズ』のキャラは何語でしゃべってるのか、ということです。
 そもそも、第二次大戦中にフランス人とロシア人は何語でしゃべって意思疎通してたのか、とか、湾岸戦争の時はちゃんと現地の人の言葉を戦士はしゃべってたのか、というリアルな疑問もあるんですが、

宮藤芳佳、坂本美緒 日本語(扶桑語)
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ、エーリカ・ハルトマン、ゲルトルート・バルクホルン ドイツ語(カールスラント語)
リネット・ビショップ 英語(ブリタニア語)
ペリーヌ・クロステルマン フランス語(ガリア語)
フランチェスカ・ルッキーニ イタリア語(ロマーニャ語)
シャーロット・E・イェーガー 米語(リベリオン語)
サーニャ・V・リトヴャク ロシア語(オラーシャ語)
エイラ・イルマタル・ユーティライネン フィンランド語(スオムス語)

 …まぁ、アニメ語ということにしておきます。
 ロシア語(スラヴ語系)とフィンランド語(ウラル語系)とは根本の部分で違うようなんだけど、そう言えば登場人物たちの書き文字って見た記憶がない。