砂手紙のなりゆきブログ

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動物園の象は悲しい(恋とニュースのつくり方)

 多分漫画『三丁目の夕日』だったと思うんだけれど、動物園で象を見る話がありましたが、これは思い出すだけで泣ける。『ごんぎつね』や『100万回生きたねこ』ぐらいの破壊力があります。
 どういう話かというと、小学生の子供が象を見て、それから数十年後に、奥さんと自分の子供と一緒に同じ象を見る話。
 主人公は最初小学生で、それから学校卒業して、就職して、恋をして、結婚して、子供が生まれて、子供と一緒に動物園に行くと象がいる。で、その間ずーっと象は動物園にいるんですよ。ざっくり30年ぐらいかなぁ。
 まぁ、それは象も多少年はとるとは思いますが、外見ではそんなにわからない。
 ちなみに、2013年9月14日のテレビ大阪、ザ・ドキュメンタリーでは天王寺動物園の(推定年齢)65歳の象の春子の話がありました。動物園に来たのは1950年だそうです。一応建物の引っ越しはあったみたいだけど、ずーっと動物園の中にいるわけですね。最初に見た小学生は、孫連れて動物園に来ててもおかしくない。画像見る限りでは、やはり目が見えなくなったりとか、全体にヨボヨボにはなってます。
 人間の場合は、やはり年とると誰だかわからなくなるんで、映画『恋とニュースのつくり方』のニュースキャスター(アンカーマン)がハリソン・フォードダイアン・キートンだったのには驚いた。この2人が出てくる映画なんて、21世紀になってからはじめて見た。
 しかしその後に見た映画『ジャックとジル』の中のアル・パチーノにはもっと驚きましたけどね。
 映画『ジャックとジル』は、双子の兄妹役をアダム・サンドラーが一人二役で演じ、アル・パチーノがなぜか妹のほうに恋してしまうというくだらない映画です。でもラジー賞総なめというほどにはひどくない。あんまりです。
 この作品とアニメ『Angel Beats!』はもっと虚心で見て正しく評価されるべき作品だと思う。