砂手紙のなりゆきブログ

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右目眼帯の子と左目眼帯の子(『中二病でも恋がしたい!』と『ef - a tale of memories.』)

 いきなりウィキペディア見てたら、柳生十兵衛は眼帯してなかった説があってたまげる。何だよそれ。
 気を取りなおして…『中二病でも恋がしたい!』のヒロインの一人・小鳥遊六花(たかなしりっか)は右目に闇の力を封印したということになっている女の子で、『ef - a tale of memories.』のヒロインの一人・新藤千尋(しんどうちひろ)は事故で左目を損傷した女の子です。
 小鳥遊六花は物語の主役・富樫勇太(とがしゆうた)と最初はベランダで出会い、次に駅のホームで出会います。富樫勇太は小鳥遊六花が自分の右側にいるのに気づき、彼女も気づいて、その能力で電車のドアを開けます。
 新藤千尋は物語の主役の一人・麻生蓮治(あそうれんじ)と、電車の来ない駅で出会います。麻生蓮治は新藤千尋の右側からやって来て、彼女はそれに気がつきます。
 片目眼帯のキャラクターというのは、目の表情が片目ほぼ使えないことになるので、顔の出しかた難しい気がします。『ef - a tale of memories.』の総集編『ef - a tale of memories. ~recollections~』では、麻生蓮治は向って右側、新藤千尋は左側に座って話をします(要するに、眼帯が内側に来るようにする)が、けっこうどちら側に座るかはあまり考えてない気もして、2話の新藤千尋が自分の秘密を告白するシーンは浜辺なんですが、彼女を右、麻生蓮治を左に配置して、陸側から撮っている構図なので、新藤千尋の表情が眼帯で(ほぼ)隠れてしまいます。
 眼帯少女と歩く場合は、演出的には「眼帯が二人の内側」になるように、つまり小鳥遊六花だったら富樫勇太の左側、新藤千尋だったら麻生蓮治の右側に座り、二人が会話するシーンを道路側から撮る、というのがいいような気がするんですが、右側通行だと小鳥遊六花が危ない気がします(なお、京都アニメーションのアニメは、人物が普通に左側通行します)。