砂手紙のなりゆきブログ

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海外のテレビドラマのこんなところが嫌だ(肩ナメ撮影)

 アメリカの刑事系のテレビドラマを見ていると、以下のような構図のものによく出会います。
・南側を光源(窓)にして、東に人物A、西に人物Bがいる
・画面の左側奥に人物Aがいて話し、右側手前に人物Bの肩が写っている(肩ナメ)
・人物Bが話すときは、右側奥で話し、左側手前に人物Bが写る
 こういうのをしばしば見ると、アニメと比べて実写ってのは大変だなぁ、とか思います。アニメの構図の自由さに比べると、光源(照明)やカメラ位置など、実写は制限が多すぎる気がします。多分マルチカメラ(複数のカメラ)で会話のシーン同時に撮っておいて、編集でうまいことやってるんじゃないかと思います。そのほうが自然な会話映像になるし、大幅に撮影時間の短縮になるはず。
 問題はそうやって撮った映像の半分は使えない(放映用には削られちゃう)、ってことで、昔の映画はそういうの人物バラバラに撮ってたけど、コストの問題ですかね。失われた技術の一つです。
 デジタルの今は映像を撮っておくコスト、多分そんなにかからない。あと使われなかった映像きっと消して書き込み用に再利用してる。