砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

光瀬龍『百億の昼と千億の夜』の惑星開発委員会はアニメの製作委員会みたいなもの

 生命が住む惑星を作るのは神様で、映画を作るのは映画監督で、面白いものができると宇宙で何かを見ている人は作った人と作らせた人(人じゃないけど)に何か報酬を払って、儲かったクライアント(プロデューサー)はまた同じ、もしくは別の神様に惑星開発をさせます。
 惑星開発に関するリスクを回避するために、複数のクライアントによる複数の開発が今は一般的になっているようです。
 だいたいこんな感じ。

『新星雲紀(○○年度)。双太陽青九三より黄色一七の夏(第○期)。アスタータ50(○○テレビ)における惑星開発委員会は、<シ>(クライアント)の命を受けアイ星域第三惑星(深夜○時○分~○分)にヘリオ・セス・ベータ型(男の子みたいな女の子が仲間と一緒に神様を相手に殺し合いをするアニメ)開発を試みることになった。』