砂手紙のなりゆきブログ

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コンビニの店員と図書館のカウンター係がしてはいけないこと

 学校の先生の大切な仕事は生徒の顔と名前を覚えることで、アニメの制作進行の大切な仕事は声優の誕生日を覚えてその日にサプライズを用意することで、コンビニの店員と図書館のカウンター係の大切な仕事は常連客(利用者)の顔を覚えないことです。
 コンビニの店員が常連客の名前を覚えることはめったにないとは思いますが、絶対あだ名はつけてると思うね。
 嘘だと思うなら毎日決まった時間に決まった商品、昆布のおにぎりとか、を買っているとひと月ぐらいであなたのコンビニでの二つ名は「コンブ」になります。
 それは居酒屋でも同じことです。誰が常連客ばかりに馴れ馴れしい地元の居酒屋に行こうと思うのか。常連客なんかにはなりたくないから放っておいてくれ、と常連客は思わないのか。俺を常連客にするような居酒屋の常連客にはなりたくない。
 何を言いたいのか自分でもよくわからなくなりましたが、人がどんな本を借りようと(返そうと)、さり気なく見ないフリをしてもらえると、図書館の人はありがたいかな、って思う。「その作家がお気に入りならこの本もおすすめです」ってのは、アマゾンだけで十分だし、そんな図書館の人は小説の中でもめったにいない。
 しかしどうもぼくは、最近図書館員に「映画さん」って陰で言われてるような気がしてしかたない。
 なんかセルフで貸出してくれる図書館とかないですかね。返却は返却ポストに入れれば顔も名前も覚えられなくてすむ。