砂手紙のなりゆきブログ

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1975年にあった山田宏一と南部圭之助の論争って何?(調査中)

 山田宏一は次のように『映画は語る』(1999年、中央公論新社)で語っています。P480

『(淀川長治氏とはじめてお話をした)それから二年後の一九七五年、私はつまらぬことで、戦前からの映画評論家の大長老だった南部圭之助大先生の逆鱗に触れ、どなられ、いびられ、ののしられ、それでも私が頑強に抵抗したために、愚劣な論争になった。』

 どんな論争だったのか、そんなものはネットで調べればすぐにわかるだろうと思ったんだけど、全然わからない。
 当時のキネマ旬報とか見ればわかるんだろうけど、それが見られるようになるにはちょっと時間がかかるし(面倒くさい)、40年前の事件を今すぐ知らなければならないということもないので、山田宏一の他の本でも読みながら、ヒントを探してみます。
 すこし気にはなるので、この件に関してご存知の人がいたら教えてください。