「私、暴言も失言も吐くけれど、虚言だけは吐いたことがないの」何言ってんだこいつ(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)
ということで、小説のほうの『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』も読みはじめました。今までアニメが面白くて原作がつまらなかった作品はなかった(ちょっと『とらドラ!』だけには言いたいこともあるけどまあいい)んで、これも引き続き面白いです。
このセリフは、テニスの試合で主人公の比企谷八幡に、性格が悪いけどしっかり者=ぼっち力(りょく)が高いヒロイン・雪ノ下雪乃が最後の勝負を預けたときに言ったセリフです。
でも「きょげん」って、テキストではいいんだけれど、アニメのセリフとして音声で言われると一瞬「え?」とかなっちゃいますね。こういうの原作どおりにやらないわけにはいかないし、原作つきアニメの面倒くさいところです。
あと朝、兄の自転車で送られてった妹の比企谷小町が、なんで校門前であわててしまったのかちょっとわかりにくかったり、由比ヶ浜結衣のクッキーがどうしてひどい出来になったのかわかったり、小説をアニメ化するときの省略の仕方が参考になります。
関係ないけど、奉仕部部長の雪ノ下雪乃と対決する、学園ヒエラルキーの上位集団で縦ロール(本当はゆるふわウェーブ)の三浦優美子の声の人(井上麻里奈さん)は、アニメ『僕は友達が少ない』(2011年)ではぼっち力(りょく)の高い隣人部部長・三日月夜空の役をやっているのでなんか変な気持ちになる。