砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

なんで出版社は出版契約書を著者と交わすのを面倒くさがるのか

出版社「そろそろ締め切りなんですが…」
著者「わかってるよ、面倒くさい」
出版社「もう締め切り過ぎちゃってるんですけど」
著者「わかってるよ、面倒くさい」
出版社「予定日に本が出せないんですが」
著者「わかってるよ、面倒くさい」
出版社「すみません、倒産しました」
著者「えー!? せっかく原稿書いたのに?」

 ということで、出版契約書を交わすのを面倒くさがる理由は「納期を守れない人がいる(いすぎる)」ためです。
 出版社の作る契約書は「○月○日までに出版社は○○円を支払う」とするなら「×月×日までに著者は原稿を出版社に納める」と、著者も縛ることになるようなものになるはず。
 さすがに映画化・アニメ化ということになると著者の契約書が必要だとは思いますが、そういうのも「出版社に一任する」みたいな契約書だったりするんだろうか。