再び・過去のトラウマ持ちのキャラクター禁止
ランナーは使い捨てられたトラウマを持っている。
刑事は昔解決に失敗した事件のトラウマを持っている。
政治家は地元の対立代議士にハメられたトラウマを持っている。
新聞記者はスクープのつもりでしでかした誤報のトラウマを持っている。
タイムマシンを作る人は、昔助けられなかった恋人や子供のトラウマを持っている。
エロゲの主人公は、クリスマス・イブのトラウマを持っている。
映画を作る人は、田舎でいじめられたトラウマを持っている。
はじめの5つは、小説雑誌というものを読んで立て続けに出くわして、読むのに少し苦労しました。
これは読者の要望か、編集者の希望か、作家が話の構成に困ってやっているのか。
小説に限らず、映画でも同じか。
黒澤明『七人の侍』(1954年)だって、菊千代を中心に負け戦のトラウマ持ってるキャラいるしなあ。
参考記事: