砂手紙のなりゆきブログ

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非常にヒッチコックっぽい映画『ツーリスト』

 映画『ツーリスト』(2010年)は以下の点でヒッチコックっぽいのです。
・主人公が巻き込まれ型
・列車(鉄道)
・手錠のまま逃げる
・警察は信用できない
・変な留置場
・変なアップ(殺しのナイフ)
・観光名所(この映画の場合はベネチア
・音楽がうさんくさい(ていうか、サスペンス映画すぎ)
 普通に面白いので、見逃してる人がいたらこの機会に見てみてください。
 ただし、ヒッチコックのサスペンス映画好きに限る。
 ヒッチコック映画といったら『サイコ』(1960年)『鳥』(1963年)なんじゃないの? という人は別に見なくてもいい。
 ヒッチコック映画で最高なのは『北北西に進路を取れ』(1959年)です。
 なお、『ツーリスト』は映画『アントニー・ジマー』(2005年)のリメイクだそうですが、『北北西に進路を取れ』もまあ、『三十九夜』(1935年)のリメイクみたいなもんだからあまり気にしない。