砂手紙のなりゆきブログ

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クリエイターの究極の想像と創造は「天才」じゃなくて「頭のおかしい人」をどうやって作品の中に出すかということ


 クリエイターは自分の能力を超えた頭のいい人は出せないので、作家自身がグレッグ・イーガンみたいな天才じゃないと、頭のいい人はうまく作れない。ミステリーの作中の名探偵は、バカじゃないけど頭のいい人というわけでもない。
 頭の悪い人は、頭のおかしい人に比べると難易度が低いので、たいていの笑い話やミステリーはそういうので我慢します。たとえば、木の枝を切るときに下から切っていって降りられなくなった人とか、木の枝を切るときに自分が乗ってる枝を切り落としちゃう人とか。
 頭のおかしい人は…木の枝を切るときに山火事を起こしちゃう人かな? 線路のわきの川沿いに二階家があって、どうもうまく川が撮れないから、ってんで二階部分を撮影のときに取り外す人。