砂手紙のなりゆきブログ

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週刊少年ジャンプには相変わらず連載漫画というものが公にはない

 集英社から新しい漫画雑誌を創刊する際には、親会社である小学館は「子会社が親会社の雑誌(少年サンデー)のライバル雑誌作るなんて許せない」と強硬な姿勢だったんですが、講談社少年マガジンの弟雑誌として週刊の「ぼくらマガジン」をはじめたのをきっかけに、やり手の少年ジャンプ初代編集長は、それのライバル雑誌にします、ということで週刊を認めてもらえました。
 ぼくらマガジンのほうは月刊誌の「ぼくら」から1969年に週刊誌になったんですが、1971年に休刊しました。
 少年ジャンプは全部読み切り・全部オリジナルを売り物に1968年に月2回刊行で創刊され(ていうか、そういう形でないと創刊させてもらえなかった)、1969年から週刊になったんですが、その当時からの慣習で、実は少年ジャンプには「連載」というものが名目上は存在しないんです。
 各連載(に見える)作品の一番最後には、よく見ると「つづく」じゃなくて「第○話・終わり」という表記になっていると思います。
 要するに、親会社めんどくせー。