砂手紙のなりゆきブログ

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漫画と音楽は情報が多すぎて、映画とアニメは情報を編集していて、小説と落語は情報が多元化していない

 漫画はいろいろ細かなところ読んでる(見てる)と1ページ10分間ぐらいかかる。
 音楽は、ソロとかもあるんだけどいろんな音がわーっとくる感じで、4面ぐらいのマルチスクリーンで映画見ている気になって全然集中できない。
 アニメと映画のいいところは、時間が限定されているので、適当に情報を作り手が選択していて、見るほうも適当に見てもあまり問題が生じないところです。
 最後のほうでわからないところがあっても、見なおせばいいや、みたいな時代になってるし。
 見たい・聞きたいものがだいたいなんでも自分で選べるようになると、自分で選ぶのが面倒くさくなる。
 昔は平日の午後とかにダラダラと、どうでもいい映画をテレビでやってて、見るほうは何見るかなんて選んだりしない、そんな楽な時代がありました。
 ランプの魔神みたいなのに、「今日はお前に3つの映画を見るという願いをかなえさせる」って言われても…願いをかなえさせるほうより、願いを考えるほうが難しいんだよ。