砂手紙のなりゆきブログ

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先を読むには相手の性格の把握が必要

 将棋の先読みでは、素人ではまあ5手先ぐらいが読めればだいたい大丈夫なんじゃないかと思います。
 わかりやすく言えば「おれがこう指したら相手はこう来るので、そう来たらこう返すけど、そうすると相手はこう来るだろうから、おれがこう指す」。ぜんぜんわかりやすくなってない。
 ネットで拾った限りでは、玄人でも中盤あたりでは5から7手先ぐらい読めば大丈夫ということになっているみたいです。
 終盤では指す手が決まってくるので、もっと先まで読める。20手先とか。
 実は将棋にはとんとくわしくないんですが、ネット将棋とかネット麻雀とかありますよね。ああいうのもだいたい相手の手を読むということになるんですが、実戦の場合は「相手の思考ルーチンを研究する」とかないんですかね。
 人間相手の麻雀だと誰かの「来ちゃったよ」というセリフは「はいはいペン七萬が来たんですね」とか心の中で翻訳しながら打ちますが(プロの公式戦ではこのような私語は禁止されています)、棋士の場合は、相手がどういう風に指すか知っていて、わざと仕掛けるとかあるんですかね。
 ちょっとだけ兵を動かして、相手はどう動くか、というのを見るのは、割と三国志とかガンダムのような戦術物語ではよくある演出です。
 野球でも多分そういうのはあると思うんですが、これはちょっと別の記事(エントリー)にします。