砂手紙のなりゆきブログ

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映画に女性の視点が入っているかどうかに関して、パックン(パトリック・ハーラン)が語った3つのチェックポイント(ベクデル・テスト)

 どうもラジオで聞いただけなんで、正確ではないと思うんですが、こんな感じ。
1・名前がある(キャラづけがしてある)女性が複数出ているか
2・女性同士の会話はあるか
3・その会話の内容は、男性に関する話以外のものか
 これは日本のアニメの場合、『ガールズ&パンツァー』(2012年)をはじめとして、たいていの女子分多いアニメがそうなってますね。
 むしろ、男性に関する話をしているアニメのほうが少ないぐらい。
 アメリカ映画ばかり見ている人には、『みならいディーバ(※生アニメ)』(2014年)という、女子ふたりがだらだら話しているだけのアニメ(その9割以上は男性に関する話以外のもの)でも見てたまげろ。

 なお、後日検索したら「ベクデル・テスト」という名前のものでした。
 ウィキペディアから引用。

『2014年にジェンダーとメディア研究所のジーナ・デイヴィスが行った研究によると、2010年から2013年にかけて作られた120本の映画のうち、名前がついているキャラクターのうち女性は31%をしめるのみで、23%の映画が女性の主人公あるいは主人公群のひとりを有している。監督の7%が女性である。』

 へえ。
 このほかにも、映画『パシフィック・リム』(2013年)をテストに合格させるための、少し基準が甘いマコ・モリ・テストというのもあります。

 本日は551文字です。