砂手紙のなりゆきブログ

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日本語の本はなぜ上から下~右から左に読むのか

 古代ギリシア語は、実に筆記には都合のいいやりかたが使われていました。
 つまり、左から右に書いた次の行は右から左に書く。
 それだけだと間違いやすいので、右から左に書くときには、なんと鏡文字で書く。
 よくまあこんなばかばかしい書きかたをしていたもので、たいていの文字を持った民族は、上から下・左から右に書くようになりました。
 多分そのほうが手が汚れない・書いている字が見えるからですかね。
 日本語の場合は、上から下に書いたものを、右から左に読んでいくことになっています。
 これはどうしてかというと、左手に紙(巻いた紙など)を持ち、右手に筆を持って、さらさらと書くからですね。
 左から右に書くのは、左利きの人じゃないと巻紙では多分無理だと思う。
 縦書きの文化は、墓碑を立てるのが簡単でいいのです。
 棒を1本立てて、それに1行で書けばいいんだから。
 なんか、墓碑の関係から縦書きになったのか、ぐらいに思う。

 本日は405文字です。