個人作家の全集はまず随筆類から読む(1巻からは読まない)
個人作家の全集は、だいたいはじめの数巻は初期作品ということで、あまり面白くないのが入っています。
映画の監督第一作が面白かったりそうでなかったりするのと比べると、つまらないのまで文章の場合は残ってしまうからなんですかね。映画の場合も自主制作映画時代みたいなのがある人もいるけど、そんなのまで普通は見ない。
全集はだいたい真ん中のあたりから雑文のたぐいになってて、それを読む→代表作品→初期作品、という順番がいいのです。
あと、作家が生きてるうちに出た全集はだいたい役にたたない。
死んでから出たにもかかわらず、井上靖の全集なんて、長編は74作あるのに43作しか入ってないので、全部を読もうと思うと少し頑張らないといけない。
まあ今のところ、全集は映画の原作を確認するために読んでます。
要するに図書館で拾い読み。
本日は358文字です。