砂手紙のなりゆきブログ

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川口松太郎面白いです

 そもそもなんでこんな、図書館ぐらいにしか置いてないような作家を読もうかと思ったのか、自分でもわからなかったんだけど、映画『雨月物語』(1953年)の原作だったんでちょっと記憶にあったんだな。
 とりあえず全集1巻収録の長編『歌吉行燈』読みはじめたら面白いのなんの。
 人の縁(えにし)の不思議さについて考えさせられる話です。
 要するに、あまり先のことまで考えないで書きはじめて、どんどん話をつなげて、キャラ立たせてる。
 昔の大衆小説作家って、多分だいたいそういう書きかたしてると思う。デュマとかですね。
 全16巻ということなんで、せっせと読もう。
 どういう話なのかは、あとで書きます。

 本日は291文字です。