砂手紙のなりゆきブログ

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アニメの登場人物がアニメの声優の物語(ドラゴン・タトゥーの女)

 女子高生で、子役から声優にジョブチェンジしてキャリアがあまりない子がいるとします。
 その幼なじみ(友だち)で、ラノベを書いている男子(まあ女子でもいいですが)がいるとします。
 そんなふたりの会話。
女子「えー、またラノベの話考えてるの? アニメ化決まったら私の役、私にやらせてね!」
男子「いや、難しいんじゃないかな。この話の中のお前の役は、それなりに重要なんで、キャリアがある有名声優じゃないとだめだ」
女子「ちゃんとオーディション応募するから! 原作者権限で決めて!」
 この女子の役は結局、ベテラン声優がやることになって、この女子は結局、喫茶店の店員(昔風に言えばウエィトレス)の役になりました。
 どうせ物語なんだから、こういうキャラは物語の中でどういう風に扱ってもいいんですが、ヘタな声優の役をやる人は、本当にヘタなのか、ただヘタなだけなのか素人にはなかなか区別がつきません。
 なお、ハリウッド映画の『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)は、スウェーデン映画として作られた『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009年)のリメイクですが、スウェーデン映画で主役(ヒロイン)だったノオミ・ラパスは、監督の意向で主役にはなれなかったけど、酒場の店員役でちょっとだけ出ます。

 本日は537文字です。