砂手紙のなりゆきブログ

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メタフィクション・メタフィクショナルな小説リスト(自分用)

 これは、togetterの「おすすめメタフィクション」というまとめで出たものを執筆年順に整理したものです。公表順・翻訳順などではないのでご注意。
・『ハムレット』(ウィリアム・シェイクスピア)1602年?
・『ドン・キホーテ』(ミゲル・デ・セルバンテス)1605-1615年
・『ドグラ・マグラ』(夢野久作)1935年
・『スウィム・トゥー・バーズにて』(フラン・オブライエン)1939年
・『人間失格』(太宰治)1948年
・『マロウンは死ぬ』(サミュエル・ベケット)1951年
・『名づけえぬもの』(サミュエル・ベケット)1953年
・『石蹴り遊び』(フリオ・コルタサル)1963年
・『透明な対象』(ウラジーミル・ナボコフ)1972年
・『箱男』(安部公房)1973年
・『冬の夜ひとりの旅人が』(イタロ・カルヴィーノ)1979年
・『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ)1979年
・『麗しのオルタンス』(ジャック・ルーボー)1985年
・『驚愕の荒野』(筒井康隆)1988年
・『囚人のジレンマ』(リチャード・パワーズ)1988年
・『ソフィーの世界』(ヨースタイン・ゴルデル)1991年
・「王妃、小人、土牢」(スティーヴン・ミルハウザー)※『三つの小さな王国』(1993年)に収録
・『アメリカ大陸のナチ文学』(ロベルト・ボラーニョ)1996年
・『ロンバルディア遠景』(諏訪哲史)2009年
・『紙葉の家』(マーク・Z・ダニエレブスキー)2000年
・『紙の民』(サルバドール・プラセンシア)2005年
・『ディスコ探偵水曜日』(舞城王太郎)2008年
・『地図と領土』(ミシェル・ウエルベック)2010年
・「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」(木下古栗) 2012年、雑誌『群像』掲載後2014年に単行本化
・『還れぬ家』(佐伯一麦)2013年

 そして、『ゲーデルエッシャー、バッハ』(ダグラス・R・ホフスタッター)、1979年。
 だいたい1979年にブームがあったようであります。

 メタフィクショナルな映画で一番面白かったのは『主人公は僕だった』(2006年)なんだけど、これについてはまた別の日に書きます。

 本日は846文字です。

(追加)

・『編集室の床に落ちた顔』(キャメロン・マケイブ)1937年