砂手紙のなりゆきブログ

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なんかもうノート取りながら本を読むのをやめよう

 しかし、『ゲーデルエッシャー、バッハ』(ダグラス・ホフスタッター、1979年)はどうもノート取りながら、机の上で読まずにはいられない。
 ぼくの理想の読書は、天気のいい初夏の公園のあずまやで、勉強のためじゃない文庫本を、なんとなく読み流すだらだら読書なのです。
 本って、バッテリーの心配もいらないし、持ち歩けるし、読んでる最中は没頭しようと思えばできるし、すぐ忘れてしまうので、暇つぶしには向いてるんだけど、どうも最近勉強(っていうか、ブログのネタ?)みたいな感じで本を読んでる気がして仕方ない。今は、岩波文庫の『魔風恋風』(小杉天外、1903年)で、これは日記に書かないつもりで読んでます。
 本田和子『女学生の系譜  彩色される明治』(2012年増補版、青弓社)のほうは、読んだら何か書く予定。