砂手紙のなりゆきブログ

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少年は何になるべきなのか(残酷な天使のテーゼ)

 アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)のオープニング、及川眠子の作詞による「残酷な天使のテーゼ」は、「少年よ神話になれ」という部分が最初の案では「神話」が「狂気」だったんですが、それは放送コード的にダメだってことで直しました。「凶器」にも通じますね。神戸連続児童殺傷事件があったのは1997年のことであります。
 今となっては名曲と名歌詞と言うしかないんですが、なんかその部分に入れる他の言葉ないですかね。
 とはいえ「天使」も「未来」も他のところで使われているので困る。そもそも少年は天使なので、少年がなることを求められているものではない。

オトナ…立派すぎる
ボーズ…リアルすぎる

 ちなみに、一番最初に頭に浮かんだのは…「ニート」でした。少年よニートになれ! これはひどい
 なんか、こう、食べ物系で意味わからないのがいいんだけどな。「レモン」とか「トマト」とか「レタス」とか。
 あとこれ、前から言われてたかもしれないけど、タイトルの「残酷な」ってのがどの語にかかってるのか、初見ではわからないよね。「『残酷な天使』のテーゼ」なのか、「残酷な『天使のテーゼ』」なのか。
 そもそもテーゼって何なのかわからない。
 でもそこがいいんだよ、と大森望みたいな感じでフォローしておこう。