砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

どうも文章がうまくいかないときは人の文章を入力してみてテストする

 書き癖と個性は切り離せないものなので、個性をなくす方向で自分のテキストを見直す必要はありません。
 書き癖を十分にコントロールできていないな、と思うときには人のテキストを手打ちしてみるわけです。個人的には美文調だったり翻訳調だったり、変なテキストも読むのはいいんですが、それを自分の文章として扱うのは難しいですな。久生十蘭とか大江健三郎とか。
 比較的手本にしやすいのは、ぼくの場合は岡本綺堂です。本当にもう、自分のテキスト作るのに飽きてきたら、岡本綺堂のテキストを飽きるまで打ってみる。ただし漢字やひらがなは自分の使いかたにするので、これでもいいのかな、って思う。