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砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

架空世界を作るには

 架空世界を作るには、まず太陽系を中心にした半径100光年の球形の銀河光世紀地図を使って、モデルになりそうな星(恒星)を決めます。
 舞台にする惑星と恒星の距離は、恒星がどのくらいのエネルギーを放出しているかで決まり、同時にその惑星における1年(公転周期)、恒星からの距離も決まります。公転の速さは恒星からの距離の平方根に反比例します。
 恒星の色と大きさも決まります。小さくて鋭い光源(その惑星における太陽)と、大きくてぼんやりしている光源とでは、風景の色も変わります。極地と赤道付近との温度差は、地軸の傾き、海(水)が地表面を覆っている面積、などなどを計算して出します。
 だいたいの大陸の形と川の流れと都市の場所を決めます。それは物語の舞台となる場所です。そして、その都市と国に1千年の記録された歴史、大陸の主要地域に5千年の記録された歴史、2万年の記録されない部分を含む文明の歴史、数回の大変動期を含む数億年の生物の歴史を作ります。生物が生まれる前の歴史は、そんなにちゃんと作らなくても大丈夫です。
 それができたら、物語の主要人物を、顕微鏡で微生物を拡大して個別認識するように、ピントを合わせて、光を正しく当てて、観察できるようにして、物語のテーマをその人物にかぶせます。
 あっ、いちばん最初に決めておかなければいけないのは、テーマ、つまりこの話で、物語の作者はどういうメッセージを伝えたいか、ということでした。それを忘れてた。そのテーマとメッセージは、いきなり頭の中に浮かんでくるので、それを忘れずにメモするのが話作りの基本です。