砂手紙のなりゆきブログ

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『風と共に去りぬ』をNHKの朝ドラみたいにしてみる

 はじめに豆知識。
 映画化の際、原作者のマーガレット・ミッチェルが「レット・バトラーは誰がいいですか」って聞かれたときの答は…。

 答は…。

 答は、グルーチョ・マルクス
 ああ、それも悪くないかもなあ。あの詐欺紳士っぽいところぴったりだ。

 それはともかく、日本のNHKの朝ドラで『風と共に去りぬ』を考えます。
 ヒロインは広島近郊・太良(タラ)に地所を持つ大原(おおはら)家の長女・あかねさん。
 戦前の園遊会とか、大阪に行ったりしていろいろあるけど、戦後は没落して、農地改革と税金でとんと困り果てる。
 そんなところを助けてくれるのは、戦後大阪・広島の闇市で大儲けをした、羽鳥龍二という詐欺紳士っぽい人。
 彼の実家は芦屋の由緒ある家柄だけど、故あって疎遠になっている。ヤクザと進駐軍が嫌いな彼は、日本帝国の旧海軍に所属したこともあって、船長とか呼ばれてる。
 問題はまあ、この話をやるときには関西弁と広島弁の指導を、役者がちゃんと受けないといけないところやね。