砂手紙のなりゆきブログ

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金・銀・銅の英語と日本語の対応

 翻訳的にはこうなっています。

金(きん)=gold(ゴールド)
銀(ぎん)=silver(シルバー)
銅(どう)=copper(カッパー)

 英語に対応する(音を合わせる)と、こうなります。

黄金(こがね)=gold(ゴールド)
白銀(しろがね)=silver(シルバー)
赤金(あかがね)=copper(カッパー)

 これだと「こ」と「ゴ」、「し」と「シ」、「か」と「カ」が合います。
 ただ、このように翻訳すると、あまりにも詩的になりすぎてどうにもうまくない。普通に金・銀・銅で問題ないです。
 デ・ラ・メアの詩「Silver」だったら多分そう訳すんだろうな。

Slowly, silently, now the moon
Walks the night in her silver shoon;

そっと、静かに、月がいま
しろがねの靴で歩く夜半(よわ)

 うまくいかないけど、一応音韻を合わせてみる。
 この冒頭は「s」の音が効果的に使われているんだけど、最初の「スローリィ」からうまく訳せないのよね。