砂手紙のなりゆきブログ

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緩く募集・1万光年の星へ一瞬で着ける方法の元祖

 1万光年先の星へ着くには、光の速さで1万年かかります。
 で、それだけの距離を移動しながら、同時に時間移動(1万年分過去に戻る)もすれば…。
 1万光年先まで一瞬に行ける。
 これは、映画だとヒッチコック『めまい』(1958年)の中で使われて有名になった、「トラックバック(ドリーアウト)しながらズームイン」する手法、つまりドリーズームと似ています。
 被写体の大きさを変えずに遠近感を変えることになるので、「な、な、な、なんだこれは」というような登場人物の主観が、映像的にわかりやすく表現されるので、ヒッチコック以降のサスペンス映画によく使われるようになりました。有名なのはやはりスピルバーグの『ジョーズ』、サメが出てきたのを見て驚く警察署長ブロディの場面ですね。
 要するに、タイムマシンが実用可能だとしたら、超光速航法も可能になる。
 しかし、このアイデア、昔読んだSFの、何に一番最初に出てきたのか覚えてないので、ご存知のかたがいましたら教えてください。
 とりあえず「ドリーズーム航法(あるいは、めまい航法)」とでも言っておこう。