2014-05-26から1日間の記事一覧
新美南吉の童話「ごんぎつね」は、いたずら者のきつねである「ごん」と、百姓(火縄銃とか持ってるんで、農夫なのかどうかははっきりしない)である「兵十」の、因縁と恩讐の物語です。 この話は冒頭で「これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじい…
夭逝した作家・山川方夫のエッセイ集『目的をもたない意志』(清流出版、2011年)の巻末で、高崎俊夫は次のように述べています。『山川方夫はそのあまりに悲劇的な早逝ゆえに、いまだに伝説のマイナー・ポエットとし一部の熱狂的なファンを擁するが、私は、…