アニメの中で「暑いニャー」とか言ってる人は空調止めて猫のきぐるみ着て熱演して欲しい(スケッチブック ~full color's~)
アニメ『スケッチブック ~full color's~』(2007年)は、福岡の太宰府高校(ってはっきり出てはいませんが)の美術部員である1年生・梶原空(かじわらそら)を主人公に、美術部の仲間や友人たち、それに猫たちの日常を描いた癒し系アニメです。監修が佐藤順一で、いろいろアニメ『ARIA』関係の人が参加してますので、『ARIA』全部見るのは大変という人にはお気楽に似たような雰囲気が楽しめる良品アニメです。
作中では初夏から秋・冬を経て次の年の春までの約1年が語られますが、水着回・お誕生日回はありません(合宿回・夏祭り回はあります)。
田舎の高校なので自然が豊富に出てきて、虫や草木や風景などの移り変わりは、梶原空が「秋の色」とか言うぐらい素晴らしいんですが(今のアニメだともっと自然がんばってるのあるかな)、夏の猫の周囲まで巻き込むほどの暑さは、なかなか表現するのは大変だなぁ、とか思いました。日中の暑いときに屋根の上に猫いるかな。
このアニメに限らず、四季でアニメの声変えてる声優の人ってあまり知らない。
アニメ『スケッチブック ~full color's~』は、ウィキペディアによると2007年秋に放映されたようなので、音の仕事はまだ暑いころ(8月~9月ごろ)ですかね。
音響監督は佐藤順一ではありませんが、細かい音には定評のある鶴岡陽太です。
どのくらい細かいかというと、6話のお茶をつぐ梶原空のショットを見るとわかります。
あと、試験勉強で梶原空の友人・鳥飼葉月(とりかいはづき)がシャーペンいじる音とか。