砂手紙のなりゆきブログ

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最初のシーンを一番最後に撮っている映画(サウンド・オブ・ミュージック)

 1960年代を代表するような映画で、最初のシーンを最後に撮っていることで有名な映画がふたつあります。
 ひとつは『アラビアのロレンス』(1962年)で、これはバイクでロレンスが事故死するシーンなんですが、本当にロレンス役のピーター・オトゥールが事故死ししたら映画が作れなくなるので最後に撮りました。
 もうひとつは『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)で、冒頭のジュディ・ガーランドが丘の上で歌うシーンです。これは単純に「予算の問題」だったそうです。
 映画『サウンド・オブ・ミュージック』で最初に撮ったシーンは、雷が鳴って子供たちがマリア(ジュディ・ガーランド)の部屋に集まって、マリアが「私のお気に入り(My favorite thing)を歌うシーンです。
 この映画、けっこう現地ロケとスタジオ撮影がごちゃまぜになってて、マリアとトラップ大佐が新婚旅行から帰ってきて、家のドアにつくまでがロケで、ドアを開けて入ってからがセットで、その間にひと月あったというんだけど、見ていて全然そんなことには気がつかない。
 この映画、○十年ぶりに見てみたけど、やっぱ面白いです。
 もう少しせっせとブログ書こう。