砂手紙のなりゆきブログ

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赤塚不二夫の漫画の描きかた

(注:これは人から聞いたものを面白くまとめただけのもので、真偽は不明です)

 

 まず、午前中に数時間かけて各雑誌の担当編集者全員と赤塚不二夫のブレーンなどで、話のだいたいの方向とギャグを決めます。
 その後、絵コンテ・下絵をあげて、赤塚不二夫は仮眠します。
 担当編集者全員はその間、映画を見たり本を読んだりしてギャグのネタを仕入れます。
 夕方になったら、赤塚不二夫は原稿をチェックして、その漫画の担当編集者(曜日によって違う)に渡します。
 それから、夜から朝までみんなで酒を飲んで大騒ぎ。
 原稿処理をしなければいけない雑誌の編集者は、その日の夜だけは途中参加が許されます。
 これを一年やると、たいていの編集者は体をこわします。
 体をこわしたり、いいアイデアが出てこなくなった編集者は、赤塚不二夫は放流し、もっと生きのいい(若い)のを編集部にお願いして担当編集者にしてもらいます。