砂手紙のなりゆきブログ

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2時間半で読める2時間半の事件を書いた小説ってないですかね

 映画だと『真昼の決闘』(1952年)、テレビドラマでは『24 -TWENTY FOUR-』(2001年~)がリアルタイム映像(上映・放映時間と現実の時間が同じ)として有名なんですが、小説でそういうのはないですかね。2時間半で読める2時間半の間に起きた事件を描いた話。
 スティーヴン・キングなんて、そういうの好きそうだから書いててもおかしくないんだけど、どうなんだろうな。
 日本語だとだいたい普通の人は1分間で500字ぐらい読めるそうです。2時間半で150分だから、75000字。400字詰め原稿用紙だとだいたい200枚ぐらい。文庫の1ページを40字×20行だとすると94ページ。
 …100ページぐらい1時間で読めちゃうんだけどな(ラノベの場合はもっと早い)。どうも初めの計算(ネットで調べました)がおかしいのか。え、みんな、クリスティーのミステリーとか、寝る前に1冊読めたりしない?
「読書速度測定」ってネットのサイトがあるので、確認してみたらぼくの場合は1分間に1500字。もちろんずっとこんな調子で読めないので、まあ1分間で文庫で1ページ半、1200字ぐらいですかね。
 それだと2時間半で18万字。文庫の1ページを40字×20行だとすると225ページ。ちょっと薄いけど、手元の本とかで見ると『ゼロの使い魔』(ヤマグチノボルメディアファクトリー、2004年)が263ページで、冒頭のカラーページとか除くとまあ似たようなもの。
 なお、6時間で読める6時間の事件を書いた小説でもいいのです。まあその場合はアニメ1クール分(実際には1つの話はもっと短いんですが)ですかね。休日の朝10時に駅前で集合して、殺人事件とか暴走列車とかあって、夕方の4時に全部解決する話。上下巻で下巻は午後1時からはじまる。