砂手紙のなりゆきブログ

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2016年の首都圏・痴漢撲滅ポスターに見られる2015年からの改善点

 毎年、ダービーが終わると痴漢の季節になります。
 実際に多いのかどうかは検索してみればわかりますが、6月は休日が少ない(通勤・通学する日が多い)ことが一番の理由なんじゃないかと思います。あと初夏っぽい服装かな。
 でもって、首都圏の駅では2013年から「痴漢撲滅キャンペーン」のためにレトロ漫画風なポスターを貼っていて、今年が4回めです。
 これが今年のポスターです。

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 過去のポスターは、ぼくの過去のブログを見てください。
 今年はこんな文字が、一部赤字を使用して入りました。

「痴漢は犯罪です。車内で異変を感じたら、ぜひ声をあけてあげてください。「どうしました?」「大丈夫ですか?」その一言で、その勇気で、救われる方がいます。」

 キャラクターを別にすると、去年とどこが違うかというと、「痴漢です!!!」と、「!」が一つ多くなってて、「大丈夫ですか!」が「大丈夫ですか!?」になってる。
「犯罪だ!」「ゆるせない!!」が「卑劣な!」「許せん!!」になっているのはたいした違いではありません。
 しかし、痴漢をする人って、こんなにはっきり「痴漢です!」って言いそうな女性(もしくは男性)の人を狙いますかね。
 なんかどうも、「どうしました?」って聞かれても「いえその、ちょっと…なんでもありません…」とか言うイメージがあるのです。
 2013年の痴漢被害者は痴漢冤罪を仕掛ける小悪魔みたいだし、2016年はおとり捜査官のように見えるのです。

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