砂手紙のなりゆきブログ

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怒ってる人が怒ってるところは、怒ってる人ではなく怒られてる人を映す

 どうもアメリカの、ハリウッド系の映画を見ていると、アクションしている人を映しすぎのような気になるのです。
 特に最近の映画。
 話してる人(アクションしている人)ばかり映してる。
 舞台劇のように映画を撮っていた時代のハリウッドは、セットはいかにもセットなんだけど、役者がちゃんとリアクションしてるのを映してて、そこらへんが楽しいんですけどね。
 なんでそんなになっちゃったかというと、エイゼンシュタインが悪いんじゃないかって気が最近してきた。
 映画に演説する人を出した監督です。
 ここらへんを話すと長くなるんで、また別のときにでも。
 日本の映画の、クサい音楽とクサい演技を見るのもまたつらいものですが。
 なんかこう、思い出の昔の写真を見ながら回想して涙拭くとかね。でもって、クサい音楽が流れる。
 クサい音楽とチャラい音楽の微妙な差は、佐藤勝の映画音楽を聞いてみるといい。