砂手紙のなりゆきブログ

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緑色の髪の子(SHUFFLE!)

 最近緑色の髪の子に会っていない。
 いや実際にそんな子がいたらかなり変だし、多分コミケに行けば会えるのかも知れないが、ぼくの話は二次元の話です。
 それどころか、ピンクの髪の子にも会っていない。
 ぼくの記憶では、緑色の髪の子が出ていたアニメは『モーレツ宇宙海賊』(2012年冬-春)のジェニー・ドリトルか、『夏色キセキ』(2012年春)の花木優香ぐらいだから、ざっくり1年は見ていないことになる。この1年でいったい何があったのか。というより、むしろなかったのか。
 いや確かにミク・グリーンみたいに蛍光色の入っている緑の髪は変ですよ。そもそもあれ、信号の「緑」と同じ広義の緑だし。しかし普通の黒髪がちょっと緑がかってる程度の、鶴屋さんぐらいのキャラはもっといてもいいじゃないか。
 緑色の髪の起源は多分『海のトリトン』で、その次が『超人ロック』あたりなのかな。どちらも男性キャラで、女性キャラだと『マクロスF』のランカ・リーあたりか。外国映画とか、実写のものは除きます。共通しているのは多分人間とは異なる異世界もしくは異能力の象徴としての「違う色の髪」だったんですかね。
 考えてみると現代異能アニメはあっても完全未来な、いったいこいつら何語しゃべってるんだ、みたいなアニメ少なくなって、それはもうはっきり『けいおん!』(2009年春)以降の京都アニメーションの影響としか思えない。
 あと普通にP.A.WORKSは『花咲くいろは』のように、なんでこれアニメにする必要あるの? みたいなアニメ作ってますしね。『RDG レッドデータガール』は異能学園だったけど、考えたら制服が緑色か。
 しかしはじめて『SHUFFLE!』の時雨亜沙で、何の能力も持たない緑色の髪の子を見たときには驚いた。アニメではなくエロゲのほうの記号なんですね、主人公・ヒロインじゃなくて、しょせんワキ役、という設定。『咲-Saki-』の麻雀部にもいたなぁ。えーと、本当に名前思い出せなくて困る…染谷まこだったっけ。ここまで書いて思い出したけど、漫画的記号としての髪の毛の色の変なアニメとしては『じょしらく』があったなぁ。そこにはちゃんと緑色の髪の子は出てきます。
 ぼくの感覚としては、『ガールズ&パンツァー』の中では、ねこにゃーさんぐらいは緑色の髪(黒と見分けつかないぐらいでもいいです)にして欲しかったな、と思ったら、一人いました。アンツィオ高校のアンチョビさん。これはひどい