砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

緩く教えて・時計の中の「殻竿」って何?

最近は古今東西のアンソロジー(短編集)をごちゃまぜにしながら読んでます。 その中の一冊にあったのが『アザー・エデン』(エヴァンズ&ホールドストック・編、早川書房、1989年)という本。イギリスSF傑作選というタイトルのとおり、(ほぼ)イギリスの…

緩く募集・1万光年の星へ一瞬で着ける方法の元祖

1万光年先の星へ着くには、光の速さで1万年かかります。 で、それだけの距離を移動しながら、同時に時間移動(1万年分過去に戻る)もすれば…。 1万光年先まで一瞬に行ける。 これは、映画だとヒッチコック『めまい』(1958年)の中で使われて有名になっ…

目で見ないとわからない落語(一目上がり)

落語は戦後からビデオが普及するまでの間は、ラジオやレコードの聴覚芸術として楽しまれることが多く、目で見て面白い話はともかく、目で見ないとわからない話は残らないことになってしまいました。 仕草で禅問答をするのが話のキモである「蒟蒻問答」は映像…

ペンティメント(リリアン・ヘルマン)

『ペンティメント』はアメリカの女性作家リリアン・ヘルマンによる小説で、日本では『ジュリア』という映画公開に合わせて、映画と同じ邦題で1978年に翻訳されました(パシフィカ)。そのあと早川書房の文庫にもなってます。 映画に言及する形で、映画評論家…

こわい話を書くときの留意点

新しい年(2018年)がはじまったので、ぼちぼちこのブログにもテキストを書くことにします。個人的なメモみたいな感じで、思いついたことを書くだけなので、思い出したら読んでみてください。 2018年の目標として「短編小説をいろいろ読む」ということにして…