砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

睡眠時間で寿命が縮まろうと、若いときは無茶する

 たとえば、7時間睡眠が基本だとして、毎日あと1時間余計に寝ると生涯の寿命が10分だけ長くなって、1時間短いと10分だけ短くなるとするじゃないですか。だったら若いとき、1時間余計に寝るかっていうと、寝ませんよね?
 1年で3650分、50年で182500分だから、えーと、126.7日? 3か月分だよ。けっこういい時間になるなぁ。75年だと190日。半年以上ですね。要するに、毎日8時間寝る人は、毎日6時間寝る人より1年長く生きられるとして…寝ますかね?
 本当のところ、この数字が正しいかどうかはさっぱり分からない。だけど、タバコ1本で10分とか、車の運転1時間で○分とか、確実に何かをすると寿命が縮まるものあるよね。でも、車で1時間でつけるところを、何日もかけて歩いてはいかないし、タバコ好きな人はやめられない。
 若いときの1時間と、年取ってからの1時間とどちらが大事かというと、年取ってからのほうが多分大事だろうけど、そんなことは若者は考えないです。
 しかし年取ると何やるにも「これはそれだけ、自分の寿命を削ってもやらなければならないことなのか」という考えになりますよね? 本1冊とか、映画1本見ると寿命が伸びるということは絶対にない(ゴルフだったらあるかな。ジョギングとか)。暇つぶしじゃねぇんだよある年以上の人間にとってそういうものは。
 ただ、俺も爺さんじゃないからよくわからないけど、孫の運動会を見に行くと寿命がひと月縮まるとしても、多分爺さん・婆さんは行くよね。あと身内や友人の葬式にも行く。寿命が縮んでも行く。
 なんかこう、1時間余計に寝ると2時間ぐらい寿命が伸びる、ぐらいだったらみんな若い時から無茶しないですかね。徹夜すると40時間ぐらい寿命が縮まる、とか。