砂手紙のなりゆきブログ

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日本のSF業界は400冊の本と100人の人間の意見に支配されている(SFが読みたい!)

 毎日コツコツと、早川書房が毎年出しているSFのベスト本、『SFが読みたい!』を入力して、読む資料にしています。
 個人として利用するだけなんで、データをどこかにアップする予定はないんだけど、もう市販されていない本だったら、金取らないでやるんだったら文句言われないかな。
 というか、早川書房がそういうの一括してデータとしてどこかに掲載しておいてくれないかなぁ。マネタイズはちょっと無理かもしれないけど、自社本を含めたSF業界の宣伝になるんじゃないかと思った。
 ということで、まだ全部のデータは入れてないんですが(入れられる気がしない)、年刊ベストの投稿者の顔ぶれいつも同じなんで、だいたいどの人がどれに入れるのかだんだんわかってくる。
 京都大学SF幻想文学研究会がちょっとぼくの好みだったんだけど(『蒸気駆動の少年』とかに入れてる人)、大学のSF研究会はメンツが変わってしまいますから、安定して追跡調査できない。
 しかし、こういうののアンケート、記名のほかに「この年は何冊本を読んだのか」っていうのも書いておいて欲しいですなぁ。俺の基準ではSF系で100冊、その周辺も含めてトータル200冊以下の人の投票(アンケート)は無視してもいいんじゃないか、って思う。
 死ぬか自分でやめるって言わないと投票する人が変わらないってのは、芥川賞・直木賞と同じですね。