砂手紙のなりゆきブログ

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ショーペンハウアーについて覚えておくとちょっといいこと

 ウディ・アレンの先にはイングマール・ベルイマンマルクス兄弟があり、ベルイマンのずーっと先には(多分)アルトゥル・ショーペンハウアーがあります。ショーペンハウアーは人生はつらくてみじめで、おまけに少ししかない、と言ったドイツの哲学者で、ニーチェサルトルに影響を与えました。
 彼の哲学思想に関しては、その著作を読めばちゃんとわかるので省略すると、
・母ヨハンナ・ショーペンハウアーは著名な作家で、恋愛に関しては自由奔放な性格だった。
・父親は普通の裕福な商人だったが、商売がうまくいかなくなったのと妻の性格に病んで自殺。
・息子は母にどんどん暗くなる手紙を山のように送りつけて辟易させる。
・ベルリン大学では講師の身でありながら正教授のヘーゲルと同じ時間に講義を(多分自信満々で)はじめたけど、学生が来なくて自滅。
 つくづくあまりいいことない人生歩んでたなぁ、とか思います。