フランク・ザッパの海賊版への対応方法
フランク・ザッパの曲を、コンサートでの海賊版まで集めようとすると大変なことになります。
同じ曲でも、その日のノリによっていろんなバージョンがあるんだけど、レッド・ツェッペリンと違って、ザッパはそういうのにあまりこだわらない人でした。
海賊版を潰すのは割と簡単なようで難しいんですが、潰しても一銭にもならないことが多いので、ザッパは海賊版出してる人と片っ端に交渉して、「俺のシール(有料)を貼ったら、公式と同じで流通させていい。貼らなければ取り締まる」と、昔の本の印税みたいな方法を考えました。
これがいわゆる大ザッパ方式ですが(これが言いたかっただけ)、今はもう配信の時代でブツが流れるわけではないのでどうなってるんだろう。