砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

お題「初めて買ったCD」

お題「初めて買ったCD」

 CDというものが出る前から音楽を聞いていたような気がするのです。多分それは、LPレコードとCDが並行して売られていたような時代をぼんやりと知っているからで、そのときに何となく高いな、と思ったのがCDで、安かったのは輸入盤LPだったと思います。

 ぼく自身は、昔も今も音楽を買い支えている層ではなく(毎月何枚とか新しい音楽を買ったり借りたりしていない)、買ったCDも当時の流行のものではなかったと思います。多分1980年代の、デュラン・デュランに代表されるニューロマンティック系の何かだと思うので、もうここは代表作『セヴン&ザ・ラクド・タイガー』(1983年)でいいかもしれない。

 ただ、新譜として買ったかどうかはとんと不明だし、外で持ちだして聞く道具としては、ヘッドホンつきカセットプレイヤー(商品名はウォークマン)のほうが一般的だったんで、持ち運べるCDプレイヤーが比較的安価で出始めたころ、中古でいろいろ買った中のひとつだったかも、でありました。

 どうも音楽に関する記憶は、ぼくの場合は明確に何かと結びつけて考えられるものが少ないのです。