砂手紙のなりゆきブログ

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ウディ・アレン『アニー・ホール』に出てくる3つの本

 21世紀になってまた見てしまいました。この映画は日本語吹替版というのがついてるんですが、英語字幕にして吹替で見ると、日本語字幕・英語音声の3倍ぐらい、英語できる人でない限りは楽しめます。
 ウディ・アレンの好きなタイプの女子って多分、アニメ『ガールズ&パンツァー』の中ではねこにゃーさんのような気がする。背が高くて、髪が長くて、少し痩せ体型で変人っぽいっけど、話すと普通の女の子。ちなみにぼくの場合は常に最弱を選ぶので、何となく聞き上手な丸山紗希さんです。『咲-Saki-』だったら池田、『ストライクウィッチーズ』ならサーニャ。
 それはともかく、見返してみると細部が会話に勝るとも劣らない面白さでいろいろ検索してみたくなります。アルビー・シンガーが上映2分後だったので見るのやめた映画がイングマール・ベルイマンの『鏡の中の女』だったり(そんなのとっくに知ってた人はすみません)、見た映画『悲しみと哀れみ』が1969年のフランス映画だったり(吹替ですかね)。
 で、ちょっとやっかいなのが、アニーがベッドで読んでる本の題名が読み取れない。これ、ブルーレイ時代になったら何とかなるのかなぁ。それ以外に確認できる本が2冊と、雑誌が1冊あります。
シルヴィア・プラスの『エアリエル』(処女作)
・アーネスト・ベッカーの『死の拒絶』(1974年のピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門受賞作)
・雑誌「ナショナル・レビュー」(1955年創刊の保守系雑誌)
 その他、室内テニスコートの出入口にかかっている写真とか、ニューヨークのあちこちとか、検索しながら見ていると楽しいです。映画って情報多すぎ。