砂手紙のなりゆきブログ

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そう言えば『天元突破グレンラガン』のカミナって利き腕はどちらなの?

 なるべくネタバレしないように語ると、『天元突破グレンラガン』(2007年)のカミナというのは、物語のほぼヒーローです。本当のヒーローであるシモンからはアニキと慕われ、そのカリスマ的言動は物語を動かす原動力になり、カミナシティに巨大な像が立てられます。
 個人的にはこのアニメはニア姫が出てきてからが好きなんですが、カミナがいないとはじまらない話であります。要するにドリルを持ったヒト(及びそれに類するもの)と神との殴り合いです。
 ただ、気になるのは、カミナが天を指差すところは2回、「地上」と「月(星々)」とがあるんですが、どっちも左手でやってるんだよね。
 だけど、カミナシティにある像は、どういうわけか右手を挙げている。これは何か意味があるんだろうか。
 あと、獣人のヴィラルと最初に会って長剣で戦うとき、カミナは実に面白い動きをします。つまり、右手で刀を持ってたのを途中で左手に変えて、ヴィラルの攻撃をかわし、右手に持っていた矢のヤジリで顔を傷つけるという「奇襲」をおこないます。
 だいたいこの場面で、カミナの剣は右手持ちで扱われるんですが、草を横に薙ぎ払うところと、刀を収めるところは左手持ち。
 結論としては…かっこよければそんなの気にしすぎないほうがいい。
 なお、ラストに近いところ、別世界のしょぼい泥棒をやっているときのカミナは、ひと仕事終えて酒場でビール(と思われるもの)を飲むところでは左手でジョッキを持ちます。
 この、飲み物をどちらの手に持たせるか、というのは、実写でも難しい判断で、たとえばパソコンのマウスを右手で使っている人は、左手でコーヒーを飲みますよね? 実にいろいろ難しい。