砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

ディズニー・アニメの登場人物みたいに、うまくキャラにコンプレックスを持たせられない

 別にディズニーに限ったことではないのですが、うまく社会環境の中で自分の居場所を見つけられない登場人物が、いろいろな目に会ったり、いろいろなことをしてみんなに認められる、みたいなのが話の基本みたいな気がしてたんだけど、どうもぼくが普段接している物語、つまり落語にはそれに相当する話ってないんだよね。
「今度は渋い茶が一杯欲しい」なんて言ってるキャラとか、湯屋番で番台から落っこちるキャラにコンプレックスなんかあるかっつーの。
 しいて言うなら「淀五郎」ぐらいですかねえ。

アヲイさんという人の「無責任落語録」という記事のシリーズが面白いのです

 ブログの名前は「アヲイ報|愚痴とか落語とか小説とか。」ってところ。
 そこを「無責任落語録」で検索すると出てきます。

awoii.hateblo.jp

 ぼくは非常にいい加減に、作業用のBGMがわりに落語を聞いてるだけなんですけど、アヲイさんはちゃんと分析してる。
 落語家としてはぼくは、どうも圓生文楽があまり好きではないんだよね。
 あまり悪口言わないようにしよう。
 今好きなのは春風亭一之輔って人。ちなみに暑っ苦しい芸風です。

なんか、「君」ってタイトルに入っている少女漫画系アニメって多くない?

 と思って調べたけど、3つしかなかった。

君に届け』(2009・11年)
君と僕。」(2011・12年)
四月は君の嘘』(2014年)

 もっとわかりやすいタイトルをつけて欲しいだけでした。
『好きから始まる異世界の君と僕。』みたいな、最近のラノベみたいな感じで。

アニメの収録の基本(まだ少し調査中)

 収録スタジオは基本3時間単位で予約して、30分のアニメを2時間以上かけて、ただし3時間を越えないように収録します。
 朝9時から夜の12時までやってます(これはスタジオによる)。
 収録は、段取り(素読みみたいなもので、これでキャラのイメージ統一を、監督・声優その他とつける)・テスト・本番、と、最低3回やります。あれこれあって、30分番組はただやるだけでも2時間はかかるし、キャラ設定が固まっていない(監督レベルでも漠然としている)ときもあるので、はじめのうちはさらに時間がかかります。
 慣れてくると時間がかからなくなるかというと、初期のキャラ立て忘れてしまったり、午前中と夜では声の調子が違ってたりするので、やはり時間はかかるのです。
 漫画・ライトノベルの原作つきのものだと、原作者の段階で初期のキャラ立てと巻数が増えていってからのそれとが違ってたりするのが面倒くさい。
 声優は、基本的に監督が言ったとおりのことをします。
 監督が迷っているときに助言できるのは音響監督とか原作者で、声優のほうで「このキャラ設定、なんかおかしくないですか?」みたいなことは言わない。
 そういうことすると黒澤明の映画『影武者』のときの勝新太郎みたいになる。

ねこのコロブチカ

 コロブチカというのはロシア民謡でニコライ・ネクラーソフが発表した長編詩「行商人(コロベイニキ)」の一節に由来しています。
 日本ではフォークダンスとして流行り、世界ではテトリスゲーム音楽として流行・定着しました。

 まず、これに「ねこのコロブチカ」ということで、日本語の歌詞をつけます。

 ねぇこの気持ち 伝えたいよ
 ねぇこのコロブチカ
 好き大好き 好き好き大好き
 ねぇこのコロブチカ

 はい、もうあなたにはこの曲は「ねこのコロブチカ」にしか聞こえなくなる。
 動画ではフォークダンスとして踊っているものがありますが、これを三毛猫と黒猫のダンスにします。

 つまり、「ねぇこの気持ち」の「こ」で、お互いが右手でハイタッチして、右回りに一回転。
 次に、「伝えたいよ」の「た」でお互いが左手でハイタッチして、左回りに一回転。
 それでもって「ねぇこのコロブチカ」でお互い一礼する。
 複数の組でやるときには、輪の形を作って、山手線と同じように、内側が左回り、外側が右回りで、パートナーと内側・外側を曲の節目ごとに入れ替える。
 だいたいこれだけ考えるのに○時間ぐらいかかるんだよね。
 もちろん、今書いている小説の中で使う予定(話の中では3日目のエピソードぐらい)。

www.youtube.com

ブログ記事の数が今日の奴を入れて998なんで、そろそろなんとかしたいです

 なんとかする、というのはキンドルのKindleDPにする、ということ。
 校正(漢字表記の統一その他)がめんどくさいのと、どうでもいいのを省くのがめんどくさい。
 どうでもいいのもそのまま載せて、校正もしないでまとめてみようかなあ。
 リアル本(同人誌)にするのは、もう印刷代と場所代から考えて無理なのだった。
 あと、松岡正剛じゃないんだから、リアル本が売れるわけがない。『松岡正剛千夜千冊』だって、ぼくはリアルで持っている個人の人は、本を作るのが商売の人を除いては見たことがない。図書館によっては置いてあるところもありますけど、借りて読むのも大変なので、だいたいネットで読んでいるだろう。
 値段をつけるのもめんどうくさいので、前のものと同じ価格にする予定です。100円ぐらい。量は多分すごく増えてるはず。

最近取りはじめたふたつのノート(メモ)

 ひとつは、「ライトノベルのテキストでよくある文例集」。
・柔らかな感触
・小首を傾げる
・こくこくと頷く
・足元がぐらりと揺れた
・たたらを踏む
・なっ!?
 以下略。

 もうひとつは、「本や映画で見た、知らない用語集」。
・リバイバル (キリスト教)
アンドレ・プレヴィン
西大寺(さいだいじ)
・乃利武
・GEDクラス
コラードグリーン
 以下略。

 この、「知らない用語集」ってのは、ネットで調べはじめるとやめられなくて、映画とか小説を見たり読んだりするのより面白くなるのが困る。
 西大寺というのは岡山にあるお寺で、西日本最大の裸祭りがあるところです。
 じゃあほかに、どういう裸祭りが全国ではあるの? ってことで調べはじめちゃうんだよなあ。