砂手紙のなりゆきブログ

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「ウイスキー飲む?」「ほんのスコッチなら」(死海文書と粘着テープとダーティハリー)

 死海文書が半世紀ほど前、1950年代にセロテープで修復されて、それの成分が溶けて除去するのに大変って話が少し前にありました。
 気になるのは、
・誰がセロテープを使ったのか
・いつ使ったのか
・セロテープでは多分ないと思う(ブランド名なので)が、どこの国のどんな粘着テープを使ったのか
・どの成分が問題だったのか
 なんですが、ニュース記事を見ていてもさっぱりわからない。知ってる人がいたら教えてください。
 使われたテープに関してですが、これは4つ情報があります。
1・adhesive tape(粘着テープ)
2・cellophane tape(セロハンテープ)
3・Scotch tape(スコッチテープ)
4・セロテープ(日本語のみ)
 で、驚いたのはスコッチテープが商品名で(ここらへんは驚かない)、その語はイギリスでは使われていない、ということです。使われているのはアメリカとカナダだけ。本当ですかね。
 イギリスでは日本と同じ「セロテープ」なんだけど、綴りが違う。日本のはCellotape、イギリスはSellotape。
 映画『ダーティハリー』では、英語ではScotch tapeと言ってて、日本語字幕では「テープ」ってなってましたね。あちこちで紹介されている「粘着テープ」という字幕ではなかったんですが、翻訳ヴァージョンいろいろあるのかな。
 言う場面は、スコルピオに身代金を持っていくときに、護身用ナイフを自分の足にこっそり取り付けるところ。

Would you mind if I borrowed a little Scotch tape?
(テープを少しもらうよ)

 ってアル・ブレスラー警部補に言います。