文庫本一冊ぐらいの長さの小説を一つ仕上げるのにかかる時間は180時間ぐらい
どうも、秋アニメ(という設定)の話はうまく行かないので、それと関係する別の話を書きはじめました。要するに冬アニメ(という設定)。1作目は春のそよ風を感じながら書いた春アニメ、2作目はなかなか眠れない夜の暑さの下で書いた夏アニメで、これが3作目の予定。
前の話がなぜうまく行かなかったかというと、話の説明部分を省略して、コードウェイナー・スミスみたいに書きたかったからで、とりあえず400年分の歴史と数百語の用語集を作ったけど、どうしようかと思ってしまうのです。
今まで作った話は、だいたい3か月、毎日実質2時間ぐらいかけて(本当はダラダラと検索したり資料本を読んだりしてます)、90話ぐらいだから、みっちり詰めて本気で書けば180時間、10日ぐらいで文庫本一冊楽勝だぜ、ははは、と、くだらない計算をしてみる。
物語を書くことは、自分の命の一部を削って、人の命の一部(読書時間)を奪うことです。
ぼくが作った物語を、読者が2時間で読むとするなら、ぼくの物語の読者は90人いれば多分いい、ということになります。